Sweet Home ウエカドスタッフの日常の出来事をお伝えしたいと思います♪ 

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設計の永里です。
今回は『木造住宅における正しいリフォームのありかた』について・・・。
やっと手に入れたマイホーム。年数もたち家族も増え、屋根や内外装も少々くたびれたし
使用目的も変わり、使い勝手も多少難しくなったなぁと感じた時、誰もが考えるのがリフォームです。
キッチンやトイレ、洗面脱衣、UBなど、水廻りを変更するには、大変な費用が生じますが、それ以外の
間取りの変更、内外装の改装などは比較的、安価といえます。ビニールクロスの貼替などの表装工事なら、
たいていの工務店さんや、大工さんなどに依頼する事で、十分だと思います。

問題なのは、6帖間を8帖間に変更したりする時に生ずる、既存の柱や壁の撤去工事。
多くの工務店さんや大工さんなどは、せっかく百万円単位で工事にお金をかけるのだから、お客様の
満足する間取りにしてあげよう・・・と頑張り、知恵をしぼり、梁の架け替え、補強などを施し、
『大丈夫、この柱は撤去出来ますよ。普通は無理ですが、梁を架け替え補強するから大丈夫ですよ。』
と、お客様の要望を安易に叶えてあげてしまうのです。でも本当に大丈夫なのでしょうか?

たとえば、誰もが一度は見たり、聞いたことがある、『100人乗っても大丈夫。○○の物置。』のCM。
本当に100人乗っても大丈夫ですか?答えは、はい大丈夫です。実際に100人乗ってTVに出ています。
ただし、そう~と乗っています。軸方向(縦)の荷重は問題ないようです。でも横方向はどうでしょう。
100人が乗って、みんなで横方向にいっせいに揺らしたら・・・。多分壊れてしまいます。
そう、地震時にはこの横揺れが起こるのです。(もちろん阪神・淡路大震災のような、かりに小規模でも
被害の大きな、縦揺れを伴う、たちの悪い直下型のものもあります。)

建築に携わる多くの人たちの中でも、構造屋と言われる構造のみを専門に扱う人たちがいます。
構造の専門家であり、優秀な彼らの多くは、ビルやマンション・高層ビルなどの構造設計を手掛け、
木造住宅の計算は主に意匠屋と言われる、構造にほとんど精通していない、一般の建築士が行います。
計算には、ほとんどの場合、市販の計算ソフトを使用し、木造建築(2階まで)においては
それで十分とされています。その程度の構造知識で『大丈夫、この柱は撤去出来ます。』などと
言えるのでしょうか?意匠屋が、横揺れも考慮しないで・・。かくいう私も意匠屋の一人です・・。

2階建の2階部分なら、たとえ意匠屋であっても勘と経験で、ある程度の正解に近い判断は出来ます。
しかし、2階建の1階の柱となると、状況は全く異なります。計算ソフト等による、検討が不可欠です。
工務店さんの一監督や大工さんの勘や経験などでは、判断しきれないし、してはいけないのです。
旧基準で建築した木造建物において、ただでさえ現行基準に不足した耐震強度を、さらに柱(壁)を抜く
という暴挙を、構造に対する無知と、お客様の満足度を得たいがための思いが、起こしてしまうのです。
せっかくのお客様のためにとの思いが、無知な勘違いによっては、大変な不幸を招きかねないのです。

近年、多く発生する地震などで、建築基準法の耐震構造基準は、より安全性を考慮し大きく変化し結果、
現存する建物の多くが構造的に、既存不適格であると言えると思います。そんな中、従来通りの
リフォームと同様に、耐震補強のリフォームが年々増加しつつあり、各行政の補助金制度も存在します。
もちろん、旧基準の建物が中軽度の地震ですぐに倒壊する事はないとは思います。いや、そう思いたい。
リフォームするにあたり、お客様の理解が不可欠です。『強度が落ちるなら、その柱はそのままでお願い
します。安全が優先ですから。』と、お客様からの、その一言が現場の暴走の歯止めとなる事と信じます。
最後に、リフォームするなら、現状維持だけでなく、大切な命を守る耐震補強も忘れずにお願いします。
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2015.03.18 / Top↑
設計の永里です。
今回はウォークインクローゼット(WIC)について・・・。
皆さん大好きですよね?ウォークインクローゼット。

とてもお洒落だし、部屋がきれいに片付くし、とにかくカッコいい。
芸能人やセレブな人達の住むマンションには当たり前に存在し、
洋画等のスクリーンなんかでは必ずと言っていいほど出てくるアレです。

最近では分譲マンションにも多く用いられ、それほど珍しくもなくなりましたが・・・。
弊社においてもクライアントの皆様からの要望の一番人気でもあります。
ちなみに二番人気は、玄関横に設置するウォークインシューズクロークです。

でも・・・あくまでも設計士としての全くの個人的な意見なのですが、
たとえば約四帖のウォークインクローゼットがあっても、ウォークインの言葉通り、
クローゼット内に歩くスペース、つまり廊下が存在するのです。
もちろんその分、収納スペ-スも半分近くに減ってしまう事もあるかも知れません。

一つの部屋における占有の約四帖分の押入(物入)といえば相当のモノです。
一居室の収納スペースの目安は約一帖ですから、4LDKの住宅であれば、
住宅一軒分の収納スペース丸ごと、という事になってしまいます。

そしてもし万が一、廊下に面してウォークインクローゼットが存在したとしたなら、
(多くは、ウォークインクローゼットは各居室、ベッドルーム等に設置されます。)
廊下から扉を開けて、さらに廊下のある物入に入って収納するって事になる・・のかな?

結果、合理性の面からすると、従来とおりの部屋や廊下等からダイレクトに出し入れする
押入(物入)は無駄のないコンパクトな収納方法であると言えます。
ではウォークインクローゼットは無駄が多く非合理的で駄目な収納スペースなのか・・・。

収納面からみたら確かにそう言えるかも知れません。でも建物全体で考えると・・・。
デザイン性だったり、価値観等でその評価はすいぶん変わってきます。
だって長い間、多くの人達の憧れであり、支持され今なお存続し続けているのですから。
ただ、いろんな考え方があるという事を知ってほしいのです。

いろんな個々の事情・趣味・考え方等が加味され、やっと手にしたマイホーム。
たとえ無駄とも思えるようなそれが、それこそが『ゆとり』なのかも知れません。
合理性にとらわれず『好き』だから決めた、それこそがマイホームなのかなとも思います。

これから家を建てられる方。限られた予算と坪数・・・いろんなシュミレーションをして、
『好き』と『合理性』の優先順位を充分把握し、あなたの夢をかなえて下さい。
そして出来れば弊社にそのお手伝いをさせて下さい。(ナハハ・・・宣伝でした。)

カテゴリーの『設計』をクリックすれば、これまでの私のブログが見れます。
内容を少し重くしてある分、サラッと流し読みするにはチョッピリ辛いかも・・・。
でもきっと為になる事が少なからずあるはずです。イヤ、あると思います。(ナハハ)
2013.11.14 / Top↑
設計の永里です。
今回は総二階の家について・・・。
皆さんも総二階という言葉は、一度は聞いた事があると思います。
建築用語ですが、一般的にもあたりまえに流通している言葉ですよね?

総二階とは、1階と2階が同じ大きさで外壁も揃っている家と思って下さい。
総二階の家は最近特に増えてきて、大手のハウジングメーカーさんに限らず
ほとんどの工務店さんも、総二階のプランをお勧めしていると思います。
なぜでしょう?答えは沢山あります。総二階の家はとても優れモノなんです。

メリットとしては
① 建築コストが比較的安い。(屋根や基礎が節約出来る。)
② 構造的に丈夫である。(1階-2階の壁が同位置に揃い耐震的にとても有利。)
③ 狭小地にも比較的対応しやすい。(1階部分が入れば基本的にOK)
④ 屋根面積が比較的大きいので太陽光発電とかが計画しやすい。
  などなど・・・。

デメリットも多少ではありますが、無くはないです。
① デザイン的(外観)に表現の限界がある。
② 1階と2階が同面積なので、動線的に制約される場合がある。
  1階を大きく出来ないので、2階へ・・・なんて事もあるかも。

総二階の家は、プランが比較的難しいと言えるかも知れません。
でも難しい部分はプロの建築屋にまかせて、総二階の家を心がけてみては
いかがでしょうか?諦めていた部分が案外実現出来るかもしれませんよ。
家造りはお客様と建築業者の共同作業です。  
協力しあえば、きっと良い家が完成すると信じています。  
2013.03.21 / Top↑
設計の永里です。
今回は『色』についていろいろ・・・。

古くから『色』は私たちに、さまざまな効果をもたらせてくれています。
アトランティス大陸の時代には心身の病気を色と光で治療したという伝説があり、
古代中国では、てんかん患者を紫の部屋に入れて治療をしたり、
腸の病気の人は体に黄色の塗料を塗って、黄色のカーテンを通して
黄色の光線を注ぐ治療を行うこともあったそうです。(ホンマかいな?)

今日では色の光線が人間の心理面、生理面等に少なからず影響を及ぼすことが
科学的にも証明されています。
また一説によると、人間の目から入る視覚情報のうち、80%以上が
「色の情報」と言われているとか・・・。

私たち人間は、その『色』を活用し、うまくコントロールすることが出来ます。
壁紙・カーテン、室内インテリアなど、『色』を持つアイテムをバランス良く配置し、
効果的な色の使い方を学び、うまく取り入れてプラスに活用しましょう。
ストレス等から身を守り、周りの人たちと調和を図り、明るく生きていくために・・・。

『色』には誰もが共通するイメージがあり、メッセージが込められているのだとか。
それと同時に『色』には様々な効能があるとされています。
色で心身のバランスを整える、カラーセラピー(色彩療法)というのもあるそうです。

黒:相手に威厳や静かな印象を与える色であり、同時に「暗い」と思われる可能性も高い。
また、黒を身につけると肌が早く老けるという実験結果もあるとか。(?)

緑:目が疲れた時は植物などの緑を見ると良い、と言われているように、緑は疲れを癒やし、
生物を内部から活性化させる働きがあるとされる。

赤:強気で臨みたい勝負のときには赤が良いとされる。ただあまり過剰に取り入れると
攻撃的過ぎるので、小物やアクセサリーなどワンポイントに。
また赤には性的な興奮を高める視覚的効果もあるので、赤を強調した服装は要注意。

ピンク:子宮内壁の色であるピンクは、女性ホルモンの分泌を活発にして、脳に刺激を与える
といわれ交感神経を刺激して脳に血液を送る働きもあり老化防止に効果的とされる。
アメリカでは若返りをはかる「ピンク・ブリージング」とう呼吸法が有名。
昔、アメリカの刑務所の壁をピンクに塗ったら、囚人たちが荒れなくなったという結果もあるとか。

また、ホルモンには青と橙、リンパや免疫のためには黄色と紫、骨や筋肉のためには赤と緑が良いとか。
それから病院の壁面について、「清潔」をイメージさせる白い壁が一般的でしたが、
白がストレスを感じさせる色だと指摘されてから、淡いピンクやグリーンなど、ストレスを和らげる
色を用いる病院が多くなったのだとか。さらに、待ち時間が長すぎると不評だった病院の待合室を、
寒色系のブルーを中心とした色に変えたところ、長く待たされていると感じる患者が少なくなったとか。
(へ~そうなんじゃ。)

最後に、『色』においては一般的なイメージとされているものであって、決して個々好みに
あてはまるものでもありません。緑色に癒し効果があるからといって、壁一面緑にしたのでは
本末転倒であり、とても癒しの空間と言えるものではないでしょう。
好きな『色』に囲まれて幸福感が得られれば、『色』は何色でも良いと思います。
ただ人との調和を図るなら、自分だけでなく人にも優しい『色』を選んでは如何でしょうか。

行動医学研究者のリカルド・モネジー氏は「色のレシピは存在しない。色も間違った使い方をすれば
爆弾になりかねない」と語っているそうです。(誰?)
(インターネットでいろいろな情報を頂きました。感謝!感謝!です。)
2012.08.28 / Top↑
設計<の永里です。
今回はプライバシー面における各居室の窓の透明ガラスについて・・・。
透明ガラス窓にレースのカーテン・・・ほとんどお決まりの鉄板とも言える組み合わせです。
レースとセットの遮光カーテンで、眩しい朝日対策も万全です。

春さきの気候の良い日は窓を少し開けて爽やかな風を取り入れ、そして冬などのぽかぽか陽気の日は
外の風景をぼんやり眺めながら、のんびりと黄昏てみるのも良いでしょう。
プライバシーはレースのカーテンが守ってくれるし、第一透明ガラスは部屋を広く感じさせてくれます。

完璧です。全てOKです。 ・・・て、本当ですか?本当に大丈夫ですか?
どうやら私達は、自分の目で見えるモノしか信じない習慣があるようです。
だから逆に自分に見えないモノは、人にも見えていないだろうと、たかをくくってしまうのです。

透明ガラスとはいえ夜はレースのカーテン越に、屋外は全くと言って良いくらい見えません。
自分に見えないから、安心してしまうのでしょう。大丈夫、見えていない・・・。
昼間のレースのカーテンは万全です。室内より屋外のほうが遥かに明るく、屋外から室内はほとんど
伺い知る事は出来ません。でも夜はどうでしょうか?夜は一変して室内は丸見え状態になります。
特に夏場は就寝時までレースのカーテンのみで、服装は薄着で全くの無防備状態であると言えます。

昔、私は市内に7階建のマンションを設計しました。奥行1.2Mのバルコニーに透明ガラスのサッシ。
もちろん施主様には街中でもあるしプライバシーを考慮して、型板ガラスを提案しました。
ウォータフロント等の好条件であれば、前面透明ガラスで大正解です。絶対です。しかし・・・。

結局施主様に押し切られ妥協案として上部透明ガラス、下部を型板ガラスという結果に・・・。
無事完成をみたマンションではありましたが、3年後6M道路向かいの敷地に15階建ての
分譲マンションが完成し、私の設計したマンションが見下ろされる形に・・・。

後日、分譲マンションを購入した私の知人の友人の話によると、夏場など気候の良い日などは
夜にバルコニー越に隣の7階建てマンションを見下ろすと、下着姿の女性の姿が丸見えで
『きっと設計ミスであろう』との噂でもちきりであったとか・・・・。
悲しいけど、笑い話などではなく実話です。

透明ガラスと型板ガラス。メリット、デメリットを良く考えて決めて下さい。
迷いながら決めたのなら、後悔したとしても納得出来ると思います。
設計の永里でした。
2011.08.25 / Top↑
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